軽自動車はお得な乗り物?②

軽自動車はお得な乗り物?②

 

車の維持費には

税金、保険代、燃料代.駐車場代

などがあります。

 

維持費には入りませんが

購入する時の費用も

乗った期間で割れば

車のコストになります。

 

燃料代も

軽自動車はあまりかからない

イメージがありますが

今では

明らかに小型乗用車の方が燃費がよく

燃料代はかかりません。

 

確かに軽自動車の中にも

最近出たダイハツミライースや

スズキアルト低燃費車なども

ありますが。

 

それらの車は

徹底した軽量化(つまりダイエット)を

することで燃費を稼いでいます。

 

一人で乗るならいいかもしれませんが

定員の4人で乗った時の燃費はどうなのか

試してみないとなんとも言えません。

 

軽自動車の多くが

エコカー減税の対象から

外れているのもエコカーとは言えない

証拠ではないでしょうか。

 

でも軽自動車にもいい点はあります。

 

それは、維持費が安いイメージがあるので

売却する時には

小型乗用車よりも高い金額になります。

 

車を選ぶ際は

このように色々な角度から比較して

どちらが得なのかを決めていきます。

 

新車で買った方が得な車

何年乗るのかによって得な車

月にどれくらい走るのかによって得な車

等々

 

条件によって

損得の判断が違いますので

その点は私のような

専門家に相談するのをお勧めします。

 

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軽自動車はお得な乗り物?

軽自動車はお得な乗り物?

 

軽自動車に乗っている人に

「軽自動車の魅力はなんですか?」

この質問をすると

 

回答で多いのは

1.        税金が安い

2.        維持費が安い

3.        小回りが利く

4.        かわいい

などです。

 

税金

1.        自動車税

軽自動車(5ナンバー)が

年間7200円

小型乗用車(デミオ、フィットなど)が

年間34500円

その差は27,300円

2.        重量税

軽自動車が小型乗用車より

年間500円ほど安い

3.        車検時の自賠責保険料

軽自動車が小型乗用車より

年間1500円ほどやすいです。

このように見ると

軽自動車を維持するのに必要な金額は

小型乗用車より安いのが分かります。

 

しかし

新車価格はどうでしょう?

 

最近では

軽自動車も新車価格が

100万円を超えているのが当たり前で

「かわいい」を満たそうとすると

小型乗用車よりも高い軽自動車がほとんどです。

 

これは、中古車の相場価格でも同じです。

 

どちらが得なのかを比較すると

 

短銃計算で5年乗るなら

車両価格が17万円以上軽自動車が高い場合は

小型乗用車の方が維持費と車両価格との関係で

安くなります。

 

同じく7年乗るなら車両価格の差が

238,000円以上軽自動車高ければ

小型乗用車の方がお得です。

 

同じ車を長く乗るなら

軽自動車の方が得になる可能性がでてきます。

 

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自動車税と燃料代

自動車税と燃料代

 

同一車種の場合は

エンジンが大きい方が燃費が

良いという話をしました。

 

それでは燃料代は?

 

燃費が良ければ

燃料代は少なくて済む?

 

エンジンの排気量が2000cc以下の

国産車ならそうかもしれません。

 

しかし

エンジンの排気量が3000cc以上の

車は燃料がレギュラーガソリンではなく

ハイオクガソリンを使用する

設定になっている車が多いのです。

 

ハイオクガソリンはレギュラーガソリンに

比べておよそ1ℓ当たり10円ほど

高くなっています。

 

2400ccのエンジンと

3500ccのエンジンで

燃費が1kmよくても

燃料が10円高いとどうなるのか?

 

計算してみると

1ヶ月の走行距離が

850km以下の場合は2400ccの方が

燃料代は少なくなります。

 

850kmを超えると

3500ccの方が燃料代が

少なくて済みます。

 

標準とされる

年間1万kmの走行距離では

大きなエンジンの方が

1ヶ月当たり800円ほど余分に

燃料代が必要となります。

 

年間でおよそ1万円ほどです。

 

2400ccと3500ccの場合で

自動車税と燃料代を合わせて

年間23,000円多い出費になりますが

 

それでも車代の20万円の差額を

埋めるには9年ほど

乗り続けなければいけません。

 

決して損ではないのに

思い込みで

相場価格の安いお得な車を

私はお勧めします。

 

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自動車税と燃費

自動車税と燃費

 

前回、同じ車種なら

中古車では自動車税が高い車の方が

相場が安くなる話をしました。

 

「でも大きなエンジンの車は

燃料代も沢山かかるでしょ」

そんなご質問がありましたので

そのご質問に答えていきましょう。

 

同じ車種の車で

なぜエンジンが大きいと

燃料代が多くかかると思うのでしょうか?

 

それは、新車のカタログを見ると

大きなエンジンの車の方が

燃費が悪く表示してあるからです。

 

そもそも

カタログに記載されている

○  ○燃費と言うのは

一定基準の中で計測されている燃費なので

実際の使用条件下では数値が異なります。

 

実際の条件とは違いますが

極端な事を言えば

原付のエンジン(50cc)と

2000ccのエンジン

同じ時間かけていたら

どちらが燃料を沢山必要としますか?

 

もちろん2000ccの方です。

 

あなたも、

カタログで15km/ℓと書いてあったのに

実際には10km/ℓ位だった

という経験はあると思います。

 

実際に走らせてみると

同じ車種の場合

エンジンが大きい車の方が

燃費がいいです。

 

その左は

1リットル当たり1km余分に

走れる程度ですが

大きなエンジンの車の方が燃費はいいです。

 

同じ車種の場合

大きなエンジンで動かした方が

エンジンの付加が軽いので

燃費は良い傾向があります。

 

それと大きくて重い車を

小さなエンジンで動かすと

ドライバーは無意識に

アクセルを多く踏み込む傾向があります。

 

これらをトータルすると

同車種なら大きいエンジンの方が

燃費が良いといえます。

 

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大きなエンジン小さなエンジン②

大きなエンジン小さなエンジン②

 

前回同じ車種で

自動車税のランクが違うものの場合

大きなエンジンの車の方が

新車価格は高くても中古車の相場は

安い話をしました。

 

例であげた

ニッサンエルグランドの

2400ccと3500ccの車で

自動車税の差額が

年間13,000円(エコカー減税適用前)です。

 

1ヶ月で1,000円ちょっと高い

計算になります。

 

1ヶ月わずか1,000円の違いなのに

5年落ちの相場は

3500ccの高級グレード方が

最低でも20万円は安いです。

 

つまり

2400ccの車を3500ccより

20万円高く買うと

その差額分を自動車税でカバーするには

15年ほど乗り続けなければ

3500ccを20万円安く買った人と

同じ出費にならないということです。

 

逆に言うと

新車の時に高いお金を出して

エンジンの大きな

高級グレードの車を買うと

5年後に売ろうと思っても

2400ccの車より安くしか

売る事が出来なくなるということです。

 

次回は燃費の話をしましょう。

 

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